雑記:2022/8/8 株式投資の目標再認識。

2022年初めに100万円を元手に株式投資に本腰入れてから約半年。今のところ奇跡的に上手くいっているが、いつダメになるかわからないので、毎日吐きそうになりながら時間のある限りザラ場はチャートを見ている。目を離した瞬間にストップ安になる恐怖は、一回味わった人じゃないと絶対わからないと思う。場中の下方修正なんて最悪だ。戻るなんて考えは幻想。一刻も早く逃げるべきだ。昔大敗したときは、会社員だったためザラ場を殆ど見られないのに、信用フルレバでやっていた。今思えば狂気の沙汰だ。しかし、その時の経験のおかげで今回の投資行動はかなりビビりながらやれているし、その分1回あたりのトレードで取れる金額は小さいが、大負けさえなければそれで良いと思っている。

そんな中で、ごくごく親しい人にだけ(10人程度)、投資が順調な旨話してみた。ほとんどの人は「教えてくれ!」と言う。こちらとしても教えてあげたい気持ちは山々だが、恐らく教えてもその人は私と同じ状況で勝つことは無いし、残念ながら負ける可能性のほうが大きい。と言うのも、ザラ場を見ている中で、私は毎日監視銘柄5の分足と板を全部で最低柄も10銘柄くらい見ているのだが、「今買う」「今売る」という時間軸の短いトレードが中心だからだ。仕事中にLINEで連絡して「今買ってくれ」「今売ってくれ」と情報を渡しても、まず対応できるような人はいないだろう。では、中期的な上昇期待銘柄を教えてあげられるかと言うと、そんなものは井村俊哉さんでもない限りわからない。だいたい好決算出したけど目先下がるなんてザラだ。その時に、持っていれば必ず上がると確信するためには相当の調査をしなければわからないし、調査したところで思惑が外れるのは日常茶飯事だからだ。となると、テスタさん式に反射神経で売買していくしかないのだが、テスタさんのように板の向こう側が見えるなんて特殊能力は自分にはない。つまり、利益が出そうなトレードを教えられるもんならやってあげたいが、実際はまず無理ということ。

買うタイミングは正直どうでも良いと思っているので、買うのは非常に簡単だが、特に難しいのは売るタイミング。これだけは本当に難しくて、結局5分足と板を見るしか方法がない。もちろん井村さん方式で中長期で考える場合はアスリートのような反射神経はいらないのかもしれないが、それでもTOPをずばり当てるのは熟練トレーダーでもほぼ無理なんじゃないかと思う。

結局株で勝とうと思ったら、大前提として仕事と同じように超真剣に取り組まなければ勝てないし、取り組んだところで勝てるかどうかはわからない。また「取り組む」とは、銘柄を超調べることと、ザラ場をリアルタイムで死ぬほど見ることに尽きると思う。それと、損切をマッハでできるかどうか。

ジェイコム男ことBNFさんは5%下がったら機械的に切るというルールを作っていたそうだが、自分の資金量や信用のレバレッジをどれくらいまでかけているかによっても状況は全く違う。信用フルレバで5%マイナスを許容するということはつまり1.5%下がったら切るという事だ。それほどシビアに資金管理できるなら、もしかしたら大きく勝てる投資家になるかもしれないが、殆どの人はマッハで損切りすることは無理だろうと思うし、損切が続けば資金はいいずれゼロになる。

短期で成果を出したいならIPOセカンダリが一番向いているが、それこそ5分後の運命がわからない大混戦になるので、一瞬で死ぬ可能性もある。


話は変わるが、国を挙げて「投資しよう!」と言い始めて久しいが、投資したい人は確実に増えているのだと思う。しかし、投資は何となくやっても絶対勝てないと思う。それに、勝てるトレードを人に教えることなんて誰であってもほぼ無理だと思っているし、そもそも銘柄を教えてもらえれば勝てるなんて思わないほうが良い。

唯一勝てる方法は、銘柄選定の手法、着眼点と、ザラ場中の見るポイントを教えてもらう事。これは私も買っているトレーダーの教えを請いたいといつも思っている。

当面の目標は「億」に到達すること。今の手法で目標達成できるどうかわからないが、目標を目指しつつ1日も早く自分なりの手法の引き出しを増やしていきたい。




★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。

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