2022年1月から株式投資を再開して8か月が過ぎた。100万円からスタートした資金は、9/9時点で1,700万円に膨らんだ。
かつて600万円負けて退場したことを考えれば、出来すぎな成績だと思う。しかし人間とは欲深いもので「あの時ダブスコを持ちっぱなしにしていれば・・・」とか、「100万円利が乗っている時にサークレイスを利確しておけば・・・」など、取れたはずの利益を逃した失敗トレードばかりが記憶に残る。
今後、更にトレードの質を上げて、「損小利大」な結果をもっと出していきたいところ。そんなことを考えているある日、私の数少ない株仲間から、そもそものトレードスタイルについて聞かれた。
「Moonはデイなの?スキャなの?それともスイング?中長期?」
改めて自分のトレードスタイルを考えると、私には「型」が無い。カッコ良いように感じる人もいるかもしれないけど、ようはスタイルには全くこだわりがない。
買って1分でロスカットすることもあれば、今年6月のダブスコ第1波の時は、30日間そこそこのロットを持ちっぱなしにした。ようは、勝つことが目的でやっているので、勝てれば何でも良いのだ。
また、ロング、ショートの事も全くこだわりがない。昔、株投資を退場したころはショートが好きだった。だけど、ショートはINした銘柄が倒産でもしない限り、ショートではそれほど値幅の動きが取れないんだ。仮にTOPから90%下がっている銘柄があったとしても、そこまでにかかる時間は1か月やそこらではない。だったらその時間ショートでジリジリしながらHOLDし続けるより、毎日アクティブにトレードしたほうが勝てる確率が多いんじゃないかと今は思う。
ちなみに今は専らロングで戦っている。今年ショートで勝ったのは2回だけ。それ以外はすべてロングの勝利だ。
井村さんもYoutubeで言っていたが、結局10バガーみたいな大相場はロングでしか取れない。だから、得意不得意で言えば自分はショートのほうが得意なのかもしれないけど、勝つためにはロングで戦わないとだめだと思ってる。
株の格言にもある。「買いは家まで、売りは命まで」ってね。今日のダブスコの踏み上げ相場なんかにショートで巻き込まれると最悪だ。早く逃げるしかないんだけど、ロスカットにためらうと、あっという間に惨敗してしまう。前述の格言は、「売り」の場合は損失は果てしなく膨らむので、「売り」で負けると命まで取られるよって格言。逆に「買い」はその株価がゼロになるところが最大損失だから、損失の限界が見えてるってことで、「買い」で負けるのは、家が無くなるくらいで済むよってこと。家が無くなるのも困るけどね。
また、こだわりの無さは勝率にも出ている。Kaviewで自分のトレード分析をしているのだが、勝率は50%以下。本当はこれを50%以上に持って行ったほうが良いのだろうけど、ちょっとの下落ですぐにロスカットしているので、トレード毎の勝ち負けで見ると、負けが込んでいるし、逆にそれはチャレンジ回数が多いということでもあるので、自分の株の実力を考えればロスが多いのは仕方がないかなとは思ってる。もう少し我慢していればプラスになったトレードなんて、しょっちゅうある。だけど、マイナスの玉を持ち続けている恐怖感に勝てなくて、いつもさっさと撤退してしまう。
勝率がそれほど良くないという結果は、どうやらCISさんもそういう傾向らしい。それでもCISさんは230億円だったかな?という個人資産を作ったんだから、結局トレード毎の勝率に拘りすぎる必要はないということだと思ってる。ようは如何にロスカットを早くやるかってことが重要なんだよね。
トレードをやっていて一番難しいのは、「銘柄選び」。井村さん曰く、良い銘柄とは「成長」「割安」「モメンタム」が揃っていることが重要とのこと。「成長」は決算短信や四季報を読めばわかる。「割安」も同様。決算書などを読み込んで今後の見通しを考えた時に、今の株価が安いかどうかを判断するという事。そして「モメンタム」。「モメンタム」とは、視聴率が高いとか資金が集まってきているということだと自分は理解している。井村さんの記事などを読めばもっと良く分かるかもね。
この「銘柄選び」がとにかく難しい。今は自分だけで考えて銘柄選びをすると、失敗することが多い。
今年忘れられない失敗をしたのが、リンク&モチベーション。パーフェクトオーダー目前というチャートパターンが好きで、良く探しているんだけど、今年2月の頃、リンク&モチベがまさにそのような形に見えた。で、板が薄かったので、1週間くらいかけて結構仕込んだ。しかし結果は敗北。短中長の移動平均線がほぼ重なった状態から下離れするでもなく、ぬるーっと下がった。結局そこで全ロスカット。あ~もう見たくないわ~とおもって監視リストからも外していたんだけど、先日久しぶりに見たら、めちゃ上がってた。ようは仕込むタイミングを間違えたってことだよね。企業分析をきっちりしていなかったから、少しの下げで手放したし、モメンタムを見ていなかったから買うのが早すぎたんだよね。
自分の会社分析力は弱い。例えば今日のミライアル。決算を見たら良い!と思ったし、Twitter上でも「良い」と言っている人が結構いたし、実際今朝GUしたからモメンタムもあると思って買ったんだけど、自分が考えていたような結果にはなっていない。ようは自分の分析ミスなんだよねこれ。
私が時間軸を短く見ているということもあるのかもしれないけど、会社分析の手法や手順、判断の基準などは、もっともっと勉強しなければ!と改めて思った。
「企業分析できないと勝てないよ~!」と自分に一言。
・・・と、ちょっと思うところがあったので、自分への戒めを独り言で・・・。
★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。
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