トレード日記:2024/2/22(木)三井E&SがまさかのS高!

今日、日経平均が34年ぶりの最高値更新しました。

歴史的な1日になりましたね。

2008年には一時7,000円を割るところまで下がっていたものが、リーマンショック、東日本大震災、アベノミクスほか数々の出来事を経て、今日に至ったわけです。

為替(円安)の問題やGDP4位転落など、指数の割にはどうなの?という問題は背景に山積していますが、それでも最高値更新は大きな出来事だと思います。

来週の日経平均は恐らく強い上昇になるのではないかと思います。なんせ日経平均が青天井突入ですから。

こういう時は素直に喜び、そして相場は素直に順張りしたほうが良いと考えてます。




いつまで続くのかは誰にもわかりませんけどね。

目次

三井E&Sが今日ストップ高に!

今朝こんなニュースが出ました。

私が最初にキャッチしたソースでは、「三井物産の子会社」という表記でしたが、港湾関連なので当然三井E&Sでしょうと考えました。

しかし、相場が開いた9時から30分くらいの間はいつもの三井E&Sでした。

このニュースを最初みた時は「今後5年で3兆円!!しかも米政府が投資!!」と驚いたのですが、反応が薄かったので「???」となっていました。

個人的には超絶材料出た!と思ったのですが、インパクト無いニュースなのかなーと感じて、そのまま仕事してました。

その後前場終わりで1,200円あたりをウロウロしているから「今日はとりあえずプラス引けかな」くらいに考えていたのですが、後場開いてびっくり。そのまま寄らずのS高になったわけです。

今日のニュースは朝の相場が開く前に出たものですから、ニュースの内容で「チャンス」と思った人は前場で買えたのだろうと思います。

今後の展開(妄想)

さて、こうなると今後の展開が気になるわけですが、今のところ分かっている状況だけで推理してみます。

まず既出の情報としては以下。

★アメリカ港湾設備に5年で3兆円の「投資」を「米政府」が行う

つまり、2024年から年6,000億円の投資を行うわけです。それも港湾クレーンに。

ではそもそもアメリカの港湾クレーンってどれくらいの数あるの?と調べてみると以下。

★アメリカには60,673基の港湾クレーンがあります。クレーンには、岸壁に設置されたものと船舶自体に備え付けられたもの(デリッククレーン)があります。

これはググって出てきた情報です。結構な数ありますね。このうちの何基が更新対象(中国製)なのかは不明です。

そして、三井E&Sの港湾クレーンはいくらくらいで売っているのか?これは過去の大型受注に関するリリースを何件か見ていった中での私の推測なんですが、設置費用も含めて1基当たり7億円前後かなと考えています。今回の大型発注では当然ボリュームディスカウントも入るでしょう。たとえば30%オフで1基5億円となると、前述の約6,000基のクレーン更新の可能性があると考えられるわけです。そして、それを5年がかりで行うと。

既設クレーンの約10%を入れ替えるということになる感じでしょうか。このあたりは全て憶測です。

そして、株価に関係する三井E&Sの売上がどうなるか?ですが、3兆円すべてが三井E&Sに入ると考えるのは早計で、製品は出すけど設置は米国企業が行うなどのスキームに必ずなります。というのも更新する機材の数が多すぎるから。

なので、例えば半分の年3,000億円が三井E&Sのこの先5年間入り続けると考えた場合、2024年は今の利益率でEPSを考えたら406円となりました。既出の3,000億円会社予測に今日発表となったニュースで3,000億円の売上が乗っかるという単純な計算です。このあたりも全く内情がわからないのであくまで私個人の憶測です。

そしてEPS406円?となると、適正株価はPER10倍で4,060円と考えても良いことになるわけで。。。

えーーーーー、そんなに上値余地あるの!?と計算している私自身も驚くばかりですが、今後20年約束されている造船バブルも相まって考えると、さらに上値を追って、株価5,000円~6,000円も夢物語ではないかもしれません。

株価5,000円の場合の時価総額は5,000億円。うーん。どうなんでしょう。

ちなみに年足でチャートを見ると以下。

1990年のバブル期の10,197円は幻だとして、2007年の7,370円を超える事態とかありえるのか!?

いやー夢があってよろしいですね。

私は当面のターゲットプライスは4,000円かなと考えています。それは恐らく5月の本決算発表後に実現するか否かの話になるのかなとも思います。

その前に3月と4月に大きめの調整が日経平均であるんじゃないかな(BTFP3/11終了&日銀マイナス金利解除)と思っているので、そこで一旦売るのか、ホールドし続けるのかなど、相場を見ながら難しい判断をすることになりそうです。






★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。

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