銘柄研究:2025/1/2(木)宇宙ビジネス2025年1月最新情報について

昨今、世界も日本も宇宙ビジネスに民間企業の参入が相次いでいます。

いまどのような日本企業が宇宙ビジネスに取り組んでいて、各社どのような取り組みをしているのか?を改めてまとめてみました。

目次

上場企業

  1. スカパーJSAT株式会社(東証プライム:9412)
    • 事業内容: アジア最大級の衛星通信事業者であり、衛星を利用した通信サービスや有料多チャンネル放送サービスを提供しています。
  2. 株式会社ispace(東証グロース:9348)
    • 事業内容: 月面探査を目的としたランダーの開発や、月面輸送サービスを提供しています。2023年4月に日本の宇宙ベンチャーとして初めて上場しました。
  3. 株式会社QPS研究所(東証グロース:9330)
    • 事業内容: 高分解能の小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行い、地球観測データの提供を目指しています。2023年12月に上場しました。
  4. 株式会社Ridge-i(東証グロース:5572)
    • 事業内容: AI技術を活用した衛星データの解析サービスを提供し、災害検出システムなどを開発しています。2023年4月に上場しました。

非上場企業

  1. インターステラテクノロジズ株式会社
    • 事業内容: 北海道大樹町を拠点に、小型衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発を進めています。2023年には液化バイオメタンを燃料とするエンジンの燃焼試験に成功しました。
  2. 株式会社アクセルスペース
    • 事業内容: 小型地球観測衛星「GRUS」の開発・運用を行い、衛星データの提供や衛星開発の受託サービスを展開しています。2023年には累計約140億円の資金調達を達成し、社員数も150名に拡大しました。
  3. 株式会社アストロスケール
    • 事業内容: 宇宙デブリの除去や軌道上サービスを提供するための技術開発を行っています。2024年には商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」のミッションを予定しています。
  4. 株式会社アークエッジ・スペース
    • 事業内容: 小型衛星を活用した地球観測や衛星通信、宇宙探査などのソリューションを提供しています。2023年には経済産業省のSBIRフェーズ3で35億円の採択を受けました。
  5. 株式会社ワープスペース
    • 事業内容: 衛星間光通信ネットワークの構築を目指し、光空間通信技術の開発を進めています。2023年にはNEDOのSBIR推進プログラムに採択されました。

これらの企業は、衛星通信、地球観測、宇宙探査、デブリ除去、ロケット開発など、多岐にわたる宇宙ビジネスを展開しています。






★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。

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