今週は本当にきつい下げが続いています。日経225月曜高値から約2,000円の下落。パーセンテージにしたら約6%が月火水の3日で吹き飛んだ状況です。日本株は良いニュースが続いていたのに、いったい何が起きているのでしょうか?アメリカのイールドカーブが順イールドに急激な修正が起きているなど、ニュースは見ていますが、この下落がいったいどこまで続くのがが全く予想できない日々です。
今日、日経225は大きくリバウンドしています。そんな中・・・
TOWAが跳ねた
TOWAが跳ねました。終値4,450円、昨日比7.36%の上昇と大きな上昇です。
きっかけは岡三証券のレーティングでした。
記事によるとターゲットプライスは5,700円。今期上方修正の見通しで、来期以降も2ケタ成長の見込みとのこと。
この記事の通り、もし営業利益89億円に上方修正するとなれば、現状の会社発表のガイダンスの比率で換算すると今期EPSは約250円となり、PER20と少々甘く見た場合の適正株価は5,000円。また、来期以降20%成長がもし続くとなれば、3年後のEPSは430円。PER20で考えると適正株価は8,600円となります。
地合いなどタイミングが合えばひょっとして10,000円という線もあり得るかも・・・なんて考えています。
積層半導体向け封止装置
株価上昇の源泉は利益の増額見通しなわけですが、その可能性を示唆しているのは先般の記事でも掲載させて頂いた以下の記事になります。
私は半導体に詳しいわけではないのですが、調べてみるとTOWAの技術は半導体ウェハの性能向上に大きく寄与するとのこと。
また、「モアザンムーア」という言葉が最近の半導体市場では出てきているようです。半導体技術の進化スピードはムーアの法則を超えて、加速度を増しているということなんですね。
今後は生成AIの開発競争がもっと拡大する流れなので、半導体性能も競争が激化していくと考えています。
技術の進歩は本当にすごいですね。
上場来高値は2000年7月の5,070円
上場来高値は2000年7月に付けた5,070円です。そこまで今日の終値であと約14%の上昇で到達します。
そこを超えると完全に青天井になるわけで、そこで岡三証券のレーティング価格5,700円が一旦の目安になるのかもしれませんね。
現在手持ちは全てTOWAになっています。このまましばらくはホールドしようと思っています。問題はアメリカ市況ですが、そちらがクラッシュしないことを祈っています。
明日6日は9月米雇用統計が発表で、その後は来週のCPI発表があります。ガイダンスと違う結果になればダウはまだ崩れるでしょう。そうなれば当然日本株も同じ方向に影響を受けます。
今週の下落が今日のリバウンドで一気に反転するとは全く思っていません。なので、明日以降も気が抜けない状況が続きそうです。
★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。