トレード日記:2023/1/25(水)鉄の時代!?それとも銀行?今後の展開を考えてみる。

今週は地合いが良化しているので、全体的に値上がり銘柄が多く、株を持っている方々にとっては割合穏やかな感じで推移しているのではないかと思います。

私は現在「8377千葉興業銀行」「8368百五銀行」を主力として、鉄鋼株を物色しているのだけど、昨日までは「7305新家工業(あらやこうぎょう)」を保有していました。過去形になっているのは、昨日12:45に突然起きた日本製鉄の下落で、鉄鋼セクターが短期の調整に入るかもと考えて売ってしまったから。しかし今日、日本製鉄は朝からしっかり戻して、昨日の高値寸前までしっかり戻しました。結果的には今朝あさイチで買い戻せば良かったという・・・株ってほんとに難しいです・・・。


しかし、鉄はまだ始まったばかり。日本製鉄は17~18年周期で株価上昇が起きているという事と、その時9,000円台まで上昇する可能性が高い。とすると、今買っても3倍。といっても2年がかりくらいの話になるので、上昇局面で上手く乗って、調整局面では離脱して、を繰り返して上手く波に乗っていきたいところ。

日本製鉄は今後まだまだ上がるとして、出来ればもっとエグく上がる鉄鋼関連どこかないかな、と考えて「新家工業」に行きついて買ってみたので、今後またタイミングを見て入りなおす予定。目先鉄鋼は急上昇した分の調整が短期的にはやっぱりあるんじゃないかな・・・。


それと、銀行株はこれから更にひと相場あるだろうと予想しています。というのも、昨年12月の黒田バズーカは、YCCの上限金利引き上げ=実質的な利上げ容認、といういわば、金利上昇局面のサインにすぎないわけです。今の日米金利差が続けば円安に振れ、原油や輸入食料品は高くなり、結果コストプッシュ型のインフレが進む要因になる。もちろん、アメリカの金利がこのまま高止まりすることはないと、FRBが予告しているように、年後半にはアメリカの政策金利が利下げする局面が来るだろうと思っていますが、日本はそれをにらみつつ金利上昇を進めるのではないかと思うのです。金利が低い状態が10年も続いた結果、かつての異常事態は日常になり、資金調達が容易な分ゾンビ企業の新陳代謝が起きないなどの弊害が指摘されて久しい。次のステップに行くためには、緩やかに金融緩和を脱却し、正常な金融政策に戻していかなければならないという流れを日々の報道から感じています。

結局どっちが正解なのかはよくわからないけど、足下では金利上昇を織り込んでいる銀行株には乗っておきたい。恐らく今後のイベントとしては、日銀新総裁決定が2月上旬、黒田総裁最後の日銀金融政策会合が3月中旬。4月下旬には新総裁による第1回目の日銀金融政策会合があり、毎月1回ずつ大きなイベントが待っています。

銀行株暴騰という局面が来るとしたらそれは、「マイナス金利解除決定」が間違いないんだけど、日銀がこれをいきなりやることは無いかと思います。となると、まずは「マイナス金利解除も視野に検討」などのマイルドな発言が黒田さんか新総裁から出たら、銀行株はまずは一気に跳ねるんじゃないかと思っています。その後金利上昇による良い面=本業である貸出による金利収入アップと、悪い面=貸出縮小及び既存貸出先の縮小、不動産価格の下落など、様々なことが動き出すはず。銀行の収益は金利上昇で確実に上がるんだけど、貸出先の質や内容によっては、収益に差が出る。つまり、銀行ならどこでも株価上昇でしょという局面はそう長くないんじゃないかと思います。

では決算書や開示資料でどこまで読み解けるのか?と考えると、難しいんだけど結局取引先=保有株式の内容などを調べるしかないのではないかと思っています。

それと、PBR1倍割れ&株の流動性が低い銘柄に対して東証が市場再編以降アラートを出しています。これも銀行株が今後上昇する可能性を後押ししていると考えています。ほとんどの銀行は現在PBR1倍を割れており、株価を上げるためには、自社株買いや配当アップなどの株主還元策をやっていかなければ株価は上がらいわけ。なので今後こういった取り組みを行う銀行が増えてくるのではないかと考えています。また、恐らくアクティビストが買い進めている銀行からこういったアクションが始まるのではないかとも思っていて、有名どころのシルチェスターが買っている銀行などは、狙ってみても良いかと思って調べています。

僕がなぜ千葉興銀と百五銀行を買っているか?というと、千葉興銀は「ありあけファンド」というアクティビストが買い進めているから。「ありあけファンド」は既にアクティビストとしての実績を北国銀行で上げていて、実際その企業の収益力はアクティビストの株主提案を経て向上したという評価を受けています。

また百五銀行はTOYOTA株を大量保有しているという事と、地銀の中でも三重と愛知という優良企業が沢山ある地域に根付いている銀行と言う点で買っています。両社とも、数ある地銀の中では期待できるんじゃないかなと思って絞りに絞って今は保有しているわけです。もちろん他にも良い銀行はたくさんあるだろうとは思うけど、資金を分散させたくないこともあって、今はこの2つ。今後の展開次第では他の銀行を買う事もあるかも。

メガバンクに手を出さないのは、例えば三菱UFJがここから数倍に株価を上げる可能性ってありますか?ということ。現時点で時価総額12兆円が2倍になるのはちょっと難しいかなとは思っています。そうなると、前述の日本製鉄は現状時価総額5兆円あって、ここから3倍以上行くのか?ということにもなるんだけど・・・。期待値としては地銀が良いのではないかと思う。井村俊哉氏も富山第一銀行を大きく買っていますしね・・・。

今年はこのように、「銀行と鉄を買っておけばまず間違いない感じ」なのですが、この2つのセクターは上がるにしても恐らくゆっくりになりそう。もっと早く成果を出したい僕としては、昨年から追い続けているWEB3.0関連に結局期待はしています。あとは年後半のパワー半導体。

今日試しに「クルーズ」に入ってみました。理由は、日足チャートが切りあがってきている中で、今日、出来高が少し増えて、長期線にタッチした点。何か近々動きがあるんじゃないかと期待しています。それもかなり近いタイミングで。一旦1,648円まで昨年秋に上がった株価は、その後12月で激しく下落して、今は1,000円を超えたところ。「XENO」というNFTゲームのプロジェクトに関するリリースは昨年秋から継続的に出ているのと、トークンの上場も年末で完了している事を考えると、ゲームのロンチは近いと思います。

OASYSのメンバーがTwitterでかつて発言していたように、今年はBCGゲームが各社から大量にリリースされる年になりそう。沢山リリースされることで世間の関心を一気に高めて、BCGの市民権を一気に得たいと考ええている模様。当然gumiも春までにBCGゲームのロンチがあるだろうと思っています。そんな中で先日リリースしたKLABのキャプテン翼がかなりコケた事もあって、マーケットの反応はBCGゲーム出したよ~だけでは反応しないかなと思ってはいるけど、タイトルや内容次第ではいくつか跳ねるものも出てくるんじゃないかなと・・・。株価を大きく押し上げるためには、結局売上という事にはなるんだろうけど。

でもね・・・gumi、845円あたりでものすごく丁寧に拾っている人が今日いたんですよね。日足チャート的にも反転の兆しがあったりして・・・。でも僕はもう騙されないよ。年末のリリースの時みたいなよほど不自然な歩み値か明らかな日足反転がくるまでは静観します。初動で買っても遅くないんだから。

という訳で、今のところ考えている基本戦略は、「地銀」「鉄」をベースに、材料株を追いかけようと思っている。年末には「億」到達したい!頑張ります!

★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。

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