さて、今年に入ってから大変苦戦が続いている私ですが、時間をかけて利益を取っては、短期間で損を出しという、大変浮き沈みの激しい1月~2月を過ごしている。2月上旬は、あまりにメンタルが落ち込みすぎて、周囲に心配されるほどでしたが、日本製鉄の順調な上昇もあり、2月末に向けては少し持ち直してきています。
いつのTwitterでウォッチしている方の中には、年末からのこの期間で大きく資産を伸ばしている人もいて、チャンスは常にあると思っているのだけれど、中々しっかり引き寄せることができていません。
備忘録として、失敗トレードをいくつかメモしておこうと思います。
・サンクゼール:決算発表後上がったところを買いに行ったが、短期的な下落に耐えられずロスカット。しかし、そのまま持っていれば200万円ほどの利益が出ていた。敗因は、ホールドの時間と最初は思っていたが実は違う。焦るほどのロットでいきなり勝負に出たことがそもそもの敗因だったと今ならわかります。
・日本電波工業:場中決算にスケベ心でチャレンジ。決算内容が見れない中値動きだけで対応しようとしましたが、発表後の大きな下落で逆指値ロスカット+その後10分ほどの急騰で買いに入り、その後急落。2発のロスカットで本当にいらない負けを喰らいました。敗因は、決算内容をしっかり見られないにも関わらず値動きだけでチャレンジした無謀さと、やはりこちらもロット管理の失敗だと思います。
・アースインフィニティ:初動を完全に捉えていましたが、微益撤退。その後1週間くらいで3.5倍に急騰。今日もS高という・・・。でもこれは、完全に仕手株なので、買えなくて当然だったとは思いますが、1800円台で一旦買えたのだから、そのまま小ロットだけでも持っていれば良かったか・・・。いやこれはやはり無理かな。このトレードは正直悔しさはありません。
・銀行の利確タイミングが早かった:雨宮次期総裁の日経リークを見て、翌月曜日に一旦利確したのですが、よくよく考えれば金利上昇局面なんだから、そのままホールドするべきだったと今の時点では考えています。あるいは半分残すなど、立ち回り方が潔すぎた。
などなど、現時点での課題はロット管理かなと思います。井村さんをはじめ、上手い人たちが口を揃えて言っていることだが、いきなりフルロットでは買わず、例えば1/3ずつ分けて買うなど、様子見をしながらINしていくという事が重要だと思います。それが出来ないのはひとえに強欲すぎるからかなとも思っています。昨年は気にせずいきなりフルロットでそこそこ当ててきましたが、それが結局慢心になって、今は自分を苦しめている結果に・・・。
さて、明後日には3月になる。3月はどう立ち回るか?色々シナリオを考えています。
現在保有中の日本製鉄は、配当が180円ということを考えると、3500~3600円まではこのまま買われるんじゃないかと思いますが、これは参加者全員が考えていることなので、その通りに進むかどうかはわかりません。持ち続ければ3500円も結局通過点だとは思いますが、3月末の権利日と、その後の流れを考えると、権利日までは高く、その後いったん調整が入るんじゃないかと考えるのは普通。果たしてそうなるかどうか・・・日々要監視していこうと思います。
そして、低PBRに確実に資金が回ってきているわけですが、その筆頭セクターはやはり銀行になると思ってます。4月に入ると東証からPBR改善の指示及びロードマップを提出するように求められるようですが、その前、つまり3月中に増配や自社株買いを発表する銘柄があるのではないかと想定しています。それが起こるのか?起きるとしたらどこか?ある程度狙いは定めていますが、さてどうなるか・・・。
またこのところ気になっているのが、ダウと日経平均の高止まりの状況。騰落レシオは毎日チェックしていますが、どこかで大きな調整が入るのではないだろうか。それがいつで、どれくらいの調整になるかはわかりませんが・・・。
などなど、いまの状況は私の感覚だと大変難しい状況。その中で確実に利を出していくには、好業績銘柄を主軸に、EPSから推測できる上値をしっかり狙っていくこと。また低PBRをしっかり仕込むこと。そして、材料で動意付いた銘柄をいち早く捉えていくこと。この方針で3月~5月あたりを戦っていこうと考えています。
億までの道のりは遠い。でも焦らない・・・。
★この記事は個人の株取引のメモであり、登場する銘柄は売買を推奨するものではありません。
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